こんにちは、Microsoft Azure エンジニア ばにゃです。
本記事では 、これから AZ-900 Microsoft Azure Fundamentals 試験 を受けて、Microsoft Certified: Azure Fundamentals 認定取得を目指している方に対して役に立つ以下のような情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 試験概要 (概要/出題範囲/試験形式/難易度)
- 受験方法 (無料で受験する方法)
- 試験対策 (参考Webサイト/問題集/過去問/模擬試験)
本記事の内容を参考にしてもらえれば、Azureって何?という初心者の方でも合格可能です。
筆者について
AZ-900 受験時(2021年5月)筆者の Microsoft Azure スキルについては以下の通りです。
- Microsoft Azure 業務歴 約 1年
- Azure 関連の資格は何も持っていない
- Azure の基本的なサービスは使用経験あり
Azure 環境を少し触ったことがある(全くの初心者ではない)がそこまで深い知識はない、といった状態でした。
具体的にはAzure上で仮想マシンやネットワーク周りの設定を少し触ってみたことがある程度です。これくらいのスキルしかない状態で、本記事にまとめている試験対策を行い、無事に AZ-900 認定試験に合格することができました。
Azureについて初心者に毛が生えた程度の状態から試験勉強を開始しました。
AZ-900 試験概要
AZ-900 試験とは
Azure初心者が対象
AZ-900 Microsoft Azure Fundamentals 認定試験 は、Azureの初心者を対象とした認定試験です。
- Microsoft 社が提供するクラウドサービス Microsoft Azure に関する認定試験
- Microsoft Azure の初心者が対象(非エンジニアも対象)
- Microsoft Azure に関する以下の能力を測定することを目的としている
– クラウドの概念
– Azure サービス
– Azure ワークロード
– Azure セキュリティ
– Azure プライバシー
– Azure 価格
– Azure サポート - 合格することで以下のMicrosoft 認定資格を取得できる
– Microsoft Azure Fundamentals
詳しくは Microsoft の以下サイトを参照してください。
この試験の受験者は、クラウド サービスの基礎知識と、それらのサービスが Microsoft Azure でどのように提供されるかを理解している必要があります。 この試験は、クラウドベースのソリューションやサービスを使い始めたばかりの方や、Azure の初心者の方を対象としています。
Azure Fundamentals 試験は、クラウドの概念、 Azure サービス、 Azure ワークロード、 Azure のセキュリティとプライバシー、 Azure の価格とサポートに関する知識を証明する機会です。 受験者は、ネットワーキング、ストレージ、コンピューティング、アプリケーション サポート、アプリケーション開発の概念を含む一般的なテクノロジの概念に精通している必要があります。
引用元:https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/exams/az-900/
難易度
難易度:やさしい
AZ-900 認定試験ですが Microsoft の認定試験の中では難易度は低い、簡単な部類に入ります。
Microsoft の 公開資料 Become Microsoft Certified を見ても、Azure 関連の認定試験の土台となる部分「Fundamentals Master the Basics」に位置されており、これから Azure 環境の利用をはじめる、Azure の基礎について学習したい という方にピッタリの認定試験です。
出題範囲(最新版)
クラウドとAzureの基礎(3分野)
大まかな出題分野と出題率 は以下の通りです。
以前は6分野に分かれていましたが2022年8月5日の更新以降は、以下の3分野となりました。
出題分野 | 出題率 |
---|---|
クラウドの概念 | 25~30% |
Azure のアーキテクチャとサービス | 35~40% |
Azure の管理とガバナンス | 30~35% |
出題範囲・出題内容の詳細は Microsoft の以下サイト(AZ-900 学習ガイド)を確認してください。
以前は英語で記載された 出題ガイド の情報しかなかったため、日本語訳した以下のような情報を記載していましたが、現在は上記公式の情報があるため、そちらを参照してください。
- クラウドの概念
クラウドコンピューティングの説明
- クラウドコンピューティングの定義
- 責任共有モデル
- パブリック、プライベート、ハイブリッドを含むクラウドモデルの定義
- 各クラウドモデルに適したユースケースの特定
- 従量課金ベースモデル
クラウドサービスを利用することのメリット
- クラウドの高可用性とスケーラビリティのメリット
- クラウドの信頼性と予測性のメリット
- クラウドのセキュリティとガバナンスのメリット
- クラウドにおける管理性のメリット
クラウドサービスの種類
- Infrastructure-as-a-Service (IaaS)
- Platform-as-a-Service (PaaS)
- Software-as-a-Service (SaaS)
- 各クラウドサービス(IaaS、PaaS、SaaS)の適切なユースケース
- Azure のアーキテクチャとサービス
Azureのコアアーキテクチャコンポーネント
- リージョン、リージョンペア、ソブリンリージョン
- 可用性ゾーン
- データセンター
- リソースとリソースグループ
- サブスクリプション
- 管理グループ
- リソースグループ、サブスクリプション、管理グループの階層構造
Azureコンピューティングとネットワークサービス
- コンテナインスタンス、仮想マシン、Azure Functions などのコンピューティングタイプの比較
- 仮想マシン、仮想マシンスケールセット、仮想マシン可用性セット、Azure Virtual Desktop、Azure Virtual Desktop スケールセット などのVMオプション
- 仮想マシンに必要なリソース
- アプリケーションホスティングオプション(Azure App ServiceのWeb Apps機能、コンテナ、仮想マシンなど)
- 仮想ネットワーク(仮想ネットワークの目的、Azure仮想サブネット、ピアリング、Azure DNS、Azure VPN Gateway、Azure ExpressRouteなど)
- パブリックエンドポイントとプライベートエンドポイント
Azureストレージサービス
- Azureストレージサービスの比較
- ストレージ階層
- 冗長化オプション
- ストレージ アカウントのオプションとストレージ タイプ
- ファイル移動のオプション(AzCopy、Azure Storage Explorer、Azure File Syncなど)
- 移行オプション(Azure Migrate、Azure Data Box など)
AzureのID、アクセス、およびセキュリティ
- Azure Active Directory(Azure AD)、Azure Active Directory Domain Services(Azure AD DS)を含む、Azureのディレクトリサービス
- Azureの認証方式(シングルサインオン(SSO)、多要素認証、パスワードレスなど)
- Azureの外部IDとゲストアクセス
- Azure ADの条件付きアクセス
- Azureのロールベースアクセスコントロール(RBAC)
- ゼロトラストの概念
- 防御モデル(Defense in depth)の目的
- Microsoft Defender for Cloudの目的
- Azureコアソリューションと管理ツール
Azureのコスト管理
- Azureのコストに影響を与える要因
- 料金計算および総保有コスト計算(TCO)ツールの比較
- Azure Cost Management and Billing ツール
- タグの目的
ガバナンスとコンプライアンスに関するAzureの機能とツール
- Azure Blueprintsの目的
- Azure Policyの目的
- リソースロックの目的
- サービストラストポータルの目的
Azureリソースの管理とデプロイメントを行うための機能とツール
- Azureポータル
- Azure Cloud Shell(Azure CLIとAzure PowerShell)
- Azure Arc の目的
- Azure Resource Manager と Azure Resource Manager テンプレート(ARMテンプレート)
Azureの監視ツール
- Azure Advisorの目的
- Azure Service Health
- Azure Monitor(Log Analytics、Azure Monitorアラート、Application Insights)
出題範囲(2022年8月5日以前)
参考までに6分野で構成されていた以前の出題範囲・出題率を以下に記載しておきます。
出題分野 | 出題率 |
---|---|
Cloudのコンセプト | 20~25% |
コアAzureサービス | 15~20% |
Azureコアソリューションと管理ツール | 10~15% |
一般的なセキュリティおよびネットワークセキュリティ機能 | 10~15% |
ID、ガバナンス、プライバシー、およびコンプライアンス機能 | 20~25% |
Azureのコスト管理とService Level Agreements | 10~15% |
- Cloudのコンセプト
クラウドサービスを利用するメリットと注意点
- クラウドコンピューティングのメリットである高可用性、拡張性、弾力性、俊敏性、ディザスターリカバリー
- 資本的支出(CapEx)と運用的支出(OpEx)の違い
- 消費型モデル
クラウドサービスのカテゴリの違い
- 責任共有モデル
- Infrastructure-as-a-Service (IaaS)
- Platform-as-a-Service (PaaS)
- サーバーレスコンピューティング
- Software-as-a-Service (SaaS)
- ユースケースに基づくサービスタイプ
クラウドコンピューティングの種類の違い
- クラウドコンピューティングの定義
- パブリッククラウド
- プライベートクラウド
- ハイブリッドクラウド
- 3種類のクラウドコンピューティングの比較対照
- コアAzureサービス
Azureのコアアーキテクチャコンポーネント
- リージョンとリージョンペアの利点と使用方法
- アベイラビリティゾーンの利点と使用方法
- リソースグループの利点と使用方法
- サブスクリプションの利点と使用方法
- 管理グループの利点と使用方法
- Azure Resource Managerの利点と使用方法
- Azureリソースの説明
Azureで利用できるコアリソース
- 仮想マシン、Azure App Services、Azure Container Instances(ACI)、Azure Kubernetes Service(AKS)、Azure Virtual Desktopの利点と使用方法
- 仮想ネットワーク、VPNゲートウェイ、仮想ネットワークピアリング、ExpressRouteの利点と使用方法
- コンテナ(Blob)ストレージ、ディスクストレージ、ファイルストレージ、ストレージティアの利点と使用方法
- Cosmos DB、Azure SQL Database、Azure Database for MySQL、Azure Database for PostgreSQL、Azure SQL Managed Instanceの利点と使用法
- Azure Marketplaceの利点と使用方法
- Azureコアソリューションと管理ツール
Azureで利用可能なコアソリューション
- Internet of Things (IoT) Hub、IoT Central、Azure Sphereの利点と使用方法
- Azure Synapse Analytics、HDInsight、Azure Databricksの利点と使用方法
- Azure Machine Learning、Cognitive Services、Azure Bot Serviceの利点と使用方法
- Azure FunctionsとLogic Appsを含むサーバーレスコンピューティングソリューションの利点と使用方法
- Azure DevOps、GitHub、GitHub Actions、Azure DevTest Labsの利点と使用方法
Azureの管理ツール
- Azure Portal、Azure PowerShell、Azure CLI、Cloud Shell、Azure Mobile Appの機能と使用方法
- Azure Advisorの機能と使用方法
- Azure Resource Manager (ARM)のテンプレートの機能と使用方法
- Azure Monitorの機能と使用方法
- Azure Service Healthの機能と使用方法
- 一般的なセキュリティおよびネットワークセキュリティ機能
Azureのセキュリティ機能
- ポリシーコンプライアンス、セキュリティアラート、セキュアスコア、リソースハイジーンなど、Azure Security Centerの基本機能
- Azure Key Vaultの機能と使用方法
- Azure Sentinelの機能と使用方法
- Azure Dedicated Hostsの機能と使用方法
Azureのネットワークセキュリティ
- 深層防護の概念
- ネットワークセキュリティグループ(NSG)の機能と使い方
- Azure Firewallの機能と使用方法
- Azure DDoS 防御の機能と使用方法
- ID、ガバナンス、プライバシー、およびコンプライアンス機能
AzureのコアとなるIDサービス
- 認証と認可の違い
- Azure Active Directoryの定義
- Azure Active Directoryの機能と使用方法
- 条件付きアクセス、多要素認証(MFA)、シングルサインオン(SSO)の機能と使用方法
Azureのガバナンス機能
- ロールベースアクセスコントロール(RBAC)の機能と使用方法
- リソースロックの機能と使い方
- タグの機能と使用方法
- Azure Policyの機能と使い方
- Azureブループリントの機能と使い方
- Azureのクラウドアダプションフレームワーク
個人情報保護とコンプライアンスのリソース
- セキュリティ、プライバシー、コンプライアンスに関するマイクロソフトの基本的な考え方
- マイクロソフトのプライバシーステートメント、オンラインサービス規約(OST)、データ保護修正条項(DPA)の目的
- トラストセンターの目的
- Azureコンプライアンス文書の目的
- Azure Sovereign Regions(Azure Governmentクラウドサービス、Azure Chinaクラウドサービス)の目的
- Azureのコスト管理とService Level Agreements
コストの計画・管理方法
- コストに影響を与える要因(リソースの種類、サービス、ロケーション、入退出トラフィック)の特定
- コストを削減できる要因(リザーブドインスタンス、リザーブドキャパシティ、ハイブリッドユースのメリット、スポット価格)の確認
- 価格計算機と総所有コスト(TCO)計算機の機能と使用方法
- Azureコストマネジメントの機能と使用方法
Azureサービスレベルアグリーメント(SLA)とサービスライフサイクル
- Azureサービスレベルアグリーメント(SLA)の目的
- SLAに影響を与える可能性のあるアクションの特定(例:アベイラビリティゾーン)
- Azureのサービスライフサイクル(Public PreviewとGeneral Availability)
試験形式
AZ-900 認定試験の試験形式は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
試験方法 | 試験会場での受験(CBT形式) 自宅・オフィスからのオンライン受験(CBT形式) |
受験料 | 12,500円 |
問題数 | 約40問 |
出題形式 | シナリオ問題 選択問題、ドラッグ&ドロップ問題、ドロップダウンリスト問題、クリック形式問題 |
試験時間 | 60分 |
合格点 | 700 / 1000点 (70%) |
言語 | 日本語/英語の切り替えが可能 |
出題される問題の例をいくつか以下に載せておきます。
ドロップダウンリスト問題
選択問題
ドラッグ&ドロップ問題
引用元:https://www.examtopics.com/
受験方法
Microsoft の以下サイトより申し込みが可能です。
上記サイトを開き画面を少し下にスクロール後、黄色のボタン「Pearson VUE でスケジュール」をクリックして試験予約を進めます。
試験対策
オンライントレーニング Microsoft Virtual Training Days: Fundamentals
MS公式
オンライントレーニング
おすすめ度:
Microsoft Virtual Training Days: Fundamentals とは、Microsoftが実施しているオンライントレーニングです。
Microsoft フォーラムにもいくつか投稿があり、MSモデレーターの方が回答しています。
AZ-900無料受験バウチャーについて
Microsoft Virtual Training Days の参加特典をご利用いただく際は、イベント登録へご利用いただいたメールアドレスをご入力いただくものとなっておりましたが、 2023 年 5 月以降に参加された Microsoft Virtual Training Days では、無料受験バウチャーは付与されないため、表示されないものと担当部署より伺っております。
https://trainingsupport.microsoft.com/ja-jp/mcp/forum/all/az/ee1a2ac9-1087-4398-b4d0-373c237fb435
無料バウチャーの提供が廃止されたため必須レベルのトレーニングとは言えなくなりましたが、試験範囲の全体像を把握して基礎固めを行うには最適なトレーニングです。
トレーニングの受講自体は変わらず無料のままなので、可能であれば受けておくことをおすすめします。
直近の開催スケジュールはMicrosoft の以下サイトで確認してください。
上記リンク の「直近の開催スケジュール」より、Microsoft Azure Virtual Training Day: Azureの基礎 に表示されている「登録」をクリックしフォームに必要事項を入力するだけで、参加申請を行うことが可能です。
Microsoft の以下資料にも詳細な説明があるため、こちらも参考にしてください。
Udemy AZ-900 試験対策コース
過去問対策に最適
おすすめ度:+★
過去問対策として、オンライン学習プラットフォーム Udemy の AZ-900 試験対策コースが非常におすすめです。
私は実際に英語/日本語含めて合計6個のコースを購入し内容を確認してみましたが、その中で特におすすめできるのが以下の2つです。
おすすめする2コースの概要を下表にまとめました。今回紹介していないコースも比較のために載せているので受講する際の参考にしてみてください。
コース | 模擬試験数 | 問題数 | 価格 | 受講者評価 | Udemy公式サイト |
6回 | 368問 | 4,800円 | 4.4 ★ | 詳細確認 高評価 | |
7回 | 490問 | 2,400円 | 4.3 ★ | 詳細確認 べストセラー | |
6回 | 300問 | 3,600円 | 4.5 ★ | 詳細確認 (英語のコース) | |
2回 | 80問 | 3,600円 | 4.2 ★ | 詳細確認 |
コース | 模擬試験数 | 問題数 | 価格 | 受講者評価 | Udemy公式サイト |
6回 | 368問 | 4,800円 | 4.4 ★ | 詳細確認 高評価 | |
7回 | 490問 | 2,400円 | 4.3 ★ | 詳細確認 べストセラー | |
6回 | 300問 | 3,600円 | 4.5 ★ | 詳細確認 (英語のコース) | |
2回 | 80問 | 3,600円 | 4.2 ★ | 詳細確認 |
対策なしで不合格になり何度も受験することになるくらいであれば、これらのコースを利用して最短1発合格を目指すのが時間効率がよいと思います。
内容はどちらも非常に良いもので甲乙つけ難いですが、もし私がこれからAZ-900の勉強を始めてどちらか1つだけ受講するのであれば、最短で合格!Azure Fundamentals AZ-900 試験対策問題集
ここからはそれぞれのコースの違いについてもう少し詳しく説明します。
最短で合格!Azure Fundamentals AZ-900 試験対策問題集
2022年4月に開設されたコースです。
出題内容が3分野に改定された新試験範囲の模擬試験が5回分、出題内容が6分野の旧試験範囲の模擬試験が1回分、計6回分/368問の問題からなる問題集です。
Makoto Okada さんというフリーのクラウドエンジニアの方が講師で、問題の解説がとてもわかりやすく、問題によってはMakoto Okada さんのブログの解説記事のリンクが貼られており非常に理解しやすい内容となっています。
Udemyではコースに対して受講者が質問を投稿することができるのですが、このQAでの対応も非常に丁寧で、文章で解説が難しいようなものはわざわざAzure管理画面のスクリーンショットを添えて解説をしてくれているものもあります。
\ Udemyなら 30日間 返金保証あり /
【2万人が受講】AZ-900 Microsoft Azure Fundamentals模擬試験問題集(7回分490問)
私が2021年5月に合格した際に受講したコースで、模擬試験 7回分 490問 が含まれています。
Shingo Shibata さん、および他数名の方が講師で、コースのQAに対しても複数の講師の方が回答されているようでした。
私が試験を受けた当時(2021年5月頃)は日本語対応してこれだけ豊富な問題数のコースは他になかったため、これ一択という状況でした。
私が受講した以降も頻繁にコース内容は更新・追加されているため、内容が古くて最新の試験に対応していないといったことはありません。
- 動画で学ぶならUdemy
- Udemyなら 30日間 返金保証あり
- AZ-900試験対策に最適なコースはこちら
Udemyは学習期間の制限なし!
スマホアプリからも視聴可能!
Udemy コースを利用する際の留意事項
Udemy では頻繁に割引セールが開催されているため、セールのタイミングで購入すると少しお安く購入できる可能性があります。
今回紹介したコースはどちらも数千円とそれほど高価格帯ではないため、セール時でも大幅にお得になるというわけではありませんが、高価格帯(2万円程度)のコースでは90%オフになっていることもあるため、他のコースの受講も考えている方はセールのタイミングで購入してもよいかと思います。
Udemyセール開催情報については以下の記事にて最新情報をまとめていますので参考にしてみてください。
テキスト 参考書 問題集
基礎固めに最適
おすすめ度:
すでに Azure 経験が豊富で幅広い知識を持っており後は試験を受けるだけといった人にはおそらく不要だと思いますが、まだまだAzureについての知識は浅い、これから勉強を始める、基礎からじっくり学びたい、という人には参考書の利用がおすすめです。
基礎学習という意味では後述する Microsoft Learn を利用する方法もありますが、Microsoft Learn はやや使いにくい部分があるため、私は主に以下の参考書を利用して学習を行いました。
私が当時購入したのは上記参考書の第1版ですが、AZ-900関連では他にも以下のような参考書があります。
これらはいずれも amazon の商品ページより、ページサンプルや付属の模擬問題を数ページ読むことができるため、購入前にどのような内容であるのか雰囲気をつかんでおいてから購入しましょう。
またこの中の1つ、最短突破 Microsoft Azure Fundamentals[AZ-900]合格教本 は、マイクロソフト認定トレーナーの方が執筆されたものとなっています。
ここまでに紹介した参考書の情報を以下にまとめて記載しておきますので参考にしてください。
表紙 | |||||
注目ポイント | 最新試験に対応 | 5回分の試験を収録 | 信頼と実績の黒本 | MS認定トレーナー著者 | 最安価格(Kindle版) |
タイトル | 合格対策 Microsoft 認定 AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals テキスト& 問題集 第2版 | MCP教科書 Microsoft Azure Fundamentals (試験番号:AZ-900) | 徹底攻略 Microsoft Azure Fundamentals教科書 [AZ-900]対応 | 最短突破 Microsoft Azure Fundamentals [AZ-900] 合格教本 | Microsoft認定資格試験 テキスト AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals |
ページ数 | 216ページ | 392ページ | 304ページ | 288ページ | 292ページ |
発売日 | 2023/1/30 | 2023/9/19 | 2021/5/20 | 2021/11/1 | 2021/12/23 |
価格 | 2,530円 (単行本) 2,310円 (Kindle) | 2,970円 (単行本) 2,673円 (Kindle) | 2,640円 (単行本) 2,458円 (Kindle) | 2,508円 (単行本) 2,383円 (Kindle) | 2,640円 (単行本) 2,277円 (Kindle) |
出版社 | リックテレコム | 翔泳社 | インプレス | 技術評論社 | SBクリエイティブ |
詳細 | 詳細確認 | 詳細確認 | 詳細確認 | 詳細確認 | 詳細確認 |
Microsoft Learn
文章にややクセあり
おすすめ度:
Microsoft Learn とはMicrosoft 製品の学習が可能な無料のオンライン トレーニング プラットフォームです。AZ-900 試験用のトレーニングも用意されており、一般的にはこのトレーニグを利用するのが王道とされているようです。
私も一通り目を通しはしましたが、元々英語で作成されたものを日本語に翻訳しているため、少しクセのある文章になっています。そのため 初心者が Microsoft Learn のみで試験に合格するだけの知識をつけることができるかはやや疑問が残ります。
読みにくい文章なので、私は半分寝ながら読んでいました…
2022年8月の出題内容更新前は6部構成・約10時間の内容となっていましたが、出題内容更新後は3部構成・約6時間の内容となり、以前に比べるとかなりコンパクトにまとまった内容になっています。
(最新版)
- Microsoft Azure の基礎: クラウドの概念について説明する (52分)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/paths/microsoft-azure-fundamentals-describe-cloud-concepts/ - Azure の基礎: Azure のアーキテクチャとサービスについて説明する (3時間23分)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/paths/azure-fundamentals-describe-azure-architecture-services/ - Azure Fundamentals: Describe Azure management and governance (1時間50分)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/paths/describe-azure-management-governance/
参考までに以前に案内されていたMicrosoftラーニングパスについても以下に記載しておきます。
(2022年8月5日以前)
- Azure の基礎 第 1 部:Azure の主要概念に関する説明 (1時間36分)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/paths/az-900-describe-cloud-concepts/ - Azure の基礎 第 2 部:Azure の主要サービスに関する説明 (2時間40分)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/paths/az-900-describe-core-azure-services/ - Azure の基礎 第 3 部:Azure のコア ソリューションおよび管理ツールに関する説明 (2時間18分)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/paths/az-900-describe-core-solutions-management-tools-azure/ - Azure の基礎 第 4 部:一般的なセキュリティ機能およびネットワーク セキュリティ機能に関する説明 (59分)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/paths/az-900-describe-general-security-network-security-features/ - Azure の基礎 第 5 部:ID、ガバナンス、プライバシー、およびコンプライアンス機能に関する説明 (1時間32分)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/paths/az-900-describe-identity-governance-privacy-compliance-features/ - Azure の基礎 第 6 部:Azure Cost Management およびサービス レベル アグリーメントに関する説明 (1時間10分)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/paths/az-900-describe-azure-cost-management-service-level-agreements/
海外サイト ExamTopics
英語OKなら利用価値あり
おすすめ度:
ExamTopics とは資格試験対策のWebサイトで AZ-900 試験対策用の問題を確認することが可能です。海外サイトですべて英語で記載されているため英語に苦手意識がある人には辛いかもしれませんが、内容的には非常におすすめのサイトです。
IT関連の資格試験対策に使えるサイトのため、今回利用しなかったとしても今後のためにブックマークしておきましょう。
ExamTopics の使い方
ExamTopics で AZ-900 試験の問題/解答を確認する方法を簡単に解説します。
まず ExamTopics にアクセスします。
検索フィールドに試験名「AZ-900」と入力し、「Search Exams」ボタンをクリックします。
「Microsoft AZ-900 Exam」の画面となるため、「Go To AZ-900 Questions」をクリックします。
「Microsoft AZ-900 Exam Actual Questions」の画面となり、AZ-900 試験の問題/解答が表示されます。
ExamTopics を利用する際の注意点
体感では50問に1問程度は「ちょっと怪しいな」と思えるような解答があります。そういった問題では問題文下部に表示されている「Discussion」にてユーザーによる議論が行われていることが多いため、こちらを参考にして、正しい解答が何であるかを確認することをおすすめします。
セミナー AZ-900 : Microsoft Azure Fundamentals 試験対策
Microsoft セミナー
おすすめ度:
Microsoft が実施している AZ-900 : Microsoft Azure Fundamentals の試験対策に特化したセミナーです。
私が試験を受けた時期には実施されていませんでしたが、最近では Microsoft が試験対策に特化したセミナーを行っています。完全に試験対策に特化したセミナーのため、基礎知識が全くない状態で受けてもあまり意味はありません。
本記事で紹介している Microsoft のオンライントレーニング Microsoft Virtual Training Days: Fundamentals の受講や、おすすめの参考書 等で基礎知識を身に着けた上で受講することをおすすめします。
まとめ
本記事のまとめです。
- AZ-900 Microsoft Azure Fundamentals 試験とは
Azureの概念/基礎知識を取得するためのMicrosoft認定試験 - AZ-900 試験を無料で受けるには
Microsoft オンライントレーニング「Microsoft Virtual Training Days: Fundamentals」を受講する - AZ-900の過去問対策(模擬試験)を行うには
最短で合格!Azure Fundamentals AZ-900 試験対策問題集(Udemy)
【2万人が受講】AZ-900 Microsoft Azure Fundamentals模擬試験問題集(7回分490問)(Udemy)
ExamTopics(海外サイト) - AZ-900 おすすめの参考書/問題集
合格対策 Microsoft 認定 AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals テキスト&問題集 第2版
徹底攻略 Microsoft Azure Fundamentals教科書[AZ-900]対応
最短突破 Microsoft Azure Fundamentals[AZ-900]合格教本
Microsoft認定資格試験テキスト AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals
- 動画で学ぶならUdemy
- Udemyなら 30日間 返金保証あり
- AZ-900試験対策に最適なコースはこちら
Udemyは学習期間の制限なし!
スマホアプリからも視聴可能!
私が受けたその他の Microsoft Azure 関連の試験については以下の記事にまとめていますので、よければこちらもご覧ください。
コメント
コメント一覧 (6件)
2023年1月現在、AZ-900について解説されている記事はインターネット上に多く存在しますが
その中で一番わかりやすく情報量も豊富で非常に参考になりました。ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
少しでもお役に立てたのであればこちらとしても嬉しいです!
Azure関連の資格は他にも色々とチャレンジしていくので、ぜひまた見に来てくださいね。
オンライントレーニング Microsoft Virtual Training Days: Fundamentalsの無料受験特典、
23年5月に終了になってるみたいなので修正お願いします。
代わりに受験料半額?の特典はあるみたいです。
コメントありがとうございます!
よくよく見てみると、たしかにいつの間にか終了していました。
教えていただいてありがとうございます。この後記事修正予定です。
早急に修正ありがとうございます。
それと前後してしまいましたが、学習においてかなり参考にさせていただきました。ありがとうございました!
コメントありがとうございます。
少しでもお役に立てたのであればこちらとしても嬉しいです!