【令和4年秋季】情報処理安全確保支援士 過去問 午前/午後 試験対策・勉強法

情報処理安全確保支援士

こんにちは、登録セキスペ ばにゃです。

本記事では2022年/令和4年秋季 情報処理安全確保支援士試験に合格するための勉強法について解説します。

参考までに私は 2018年 (平成30年度秋季) に 情報処理安全確保支援士試験に合格、2020年に安全確保支援士の登録申請を行い 登録セキスペ となっております。

情報処理安全確保支援士 試験結果
情報処理安全確保支援士 登録証

ところで、情報処理安全確保支援士試験に限らず、IPAの試験にチャレンジするかたは、以下のような悩みをお持ちではないでしょうか。

試験の何ヶ月前から勉強を始めたほうがいいんだろう?そもそもどうやって勉強するのが効率的なのかな?

気がづいたらもう試験1週間前じゃん!やばい・・・今回はもうあきらめるか。

ばにゃ

私も最初はそうでした。そのため1回目の受験では不合格。気を引きしめてしっかりと試験勉強を行い、2回目の受験で無事に合格しました。

「ほとんど勉強せずに1発合格しました!」なんてカッコいいことは言えませんが、一度失敗した私だからこそお伝えできる、試験に向けての心構えや勉強法もあるのではないかと思い、この記事で共有したいと考えております。

成績照会の画像を見てもらってもわかるとおり、午前2、午後1、午後2 すべて 72点での合格というあまり自慢できるような点数ではありませんが、ほどほどに勉強してそれなりの点数で合格できるような勉強法をコンセプトにしてまとめていきます。

コンセプト
  • 確保する勉強期間は1ヶ月半程度
  • 無理せず途中で心が折れないように
  • 100点満点は目指さない
目次

筆者について

情報処理安全確保支援士試験 合格時(2018年10月)筆者のスキルについては以下の通りです。

  • セキュリティ製品関連のエンジニアとして7年程度の業務経験あり
  • IPA 応用情報技術者試験に合格済
  • その他ベンダー系資格をいくつか保有

このように全くのITド素人というわけではありませんでした。

情報処理安全確保支援士試験を受けるかたであれば、IPAの基本情報もしくは応用情報といった資格は保有しており、ある程度業務経験もあるかたが多いと思われますので、受験者としては平均的なスキルだったのではないかと思います。

試験概要

情報処理安全確保支援士 試験とは

情報処理安全確保支援士試験とは、IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 により実施される、「ITの安全・安心を支えるセキュリティの番人」たる能力があるかを確認するための試験です。

詳しくは、IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 の以下サイトを確認してください。

以下、上記サイトの説明より引用です。

サイバーセキュリティリスクを分析・評価し、組織の事業、サービス及び情報システムの安全を確保するセキュリティエンジニアや、技術・管理の両面から有効な対策を助言・提案して経営層を支援するセキュリティコンサルタントを目指す方に最適です。

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sc.html
ばにゃ

サイバーセキュリティに関する知識だけでなく、コンサル的な能力も求められる試験ですね。

難易度

やや難しい
IPA高度試験

IPA独立行政法人情報処理推進機構が実施する試験の中でも、高度試験 に位置するものであるため、難易度としては やや難しい 部類に入ると思われます。

情報処理安全確保支援士試験 試験区分

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/seido_gaiyo.html

また近年の合格率推移を見るかぎり、その他の高度試験と比べると、やや高い合格率となっています。

これは近年セキュリティに対しての関心が高まり、受験者のレベルが上がってきているということが関係しているのではないかと考えております。

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試験区分
令和3年度
秋季
令和3年度
春季
令和2年度
10月
令和元年度
秋季
平成31年度
春季
平成30年度
秋季
平成30年度
春季
情報処理安全確保支援士20.1 %21.2 %19.4 %19.4 %18.9 %18.5 %16.9 %
ITサービスマネージャ15.0 %14.7 %14.3 %
システムアーキテクト16.5 %15.3 %12.6 %
ITストラテジスト15.3 %15.4 %14.3 %
ネットワークスペシャリスト12.8 %14..4 %15.4 %
システム監査技術者16.0 %15.3 %14.6 %14.4 %
エンベデッドシステムスペシャリスト18.3 %16.4 %16.0 %17.8 %
データベーススペシャリスト17.1 %15.8 %14.4 %13.9%
プロジェクトマネージャ14.4 %15.1 %14.1 %13.2 %

試験形式

情報処理安全確保支援士試験の試験形式(試験時間、出題数、合格基準)は以下のとおりです。

区分試験時間出題数合格基準免除申請
午前I40分(9:30~10:20)30問60%以上
午前II50分(10:50~11:30)25問60%以上不可
午後I90分(12:30~14:00)3問の中から2問を選択60%以上不可
午後II120分(14:30~16:30)2問の中から1問を選択60%以上不可

2020年度はコロナの影響で年1回しか受験タイミングがありませんでしたが、基本的には年に2回春季(4月第3日曜日)秋季(10月第3日曜日)が試験日となっています。

また受験手数料は2021年7月1日時点では 5,700円 となっております。

受験手数料が改定され、7,500円 に値上げされました。筆記により実施される試験(春期/秋期で実施される試験)では令和3年度秋期試験から、CBT方式で実施される試験では 令和4年(2022年)4月から実施する試験から、値上げされた受験手数料が適用されます。

情報セキュリティマネジメント試験、基本情報技術者試験では CBT 方式による試験実施が予定されていますが、情報処理安全確保支援士試験は CBT 方式の試験は予定されていません。

出題範囲

午前 I

午前 I の出題範囲は、応用情報技術者試験の午前問題と同様となります。

基本的に同時期に実施される応用情報技術者試験の午前問題の中から 30問が選定され出題されます。

大きく分けて3分野から出題されることになり、それぞれの出題数は以下のとおりです。

午前 I 出題範囲
  • テクノロジ系:17問
  • マネジメント系:5問
  • ストラテジ系:8問

午前 II

午前 II の出題範囲は、午後 I の出題範囲の中からさらにしぼられた、以下となります。

午前 II 出題範囲
  • データベース
  • ネットワーク
  • セキュリティ
  • システム開発技術
  • ソフトウェア開発技術
  • サービスマネジメント
  • システム監査

午前 I、午前 II の出題範囲については、それぞれどの部分が出題範囲となっているのか分かるよう下表にまとめましたので参考にしてみてください。

◯:出題範囲、◎:重点出題範囲

分野大分類中分類午前 I 出題範囲午前 II 出題範囲
テクノロジ系基礎理論基礎理論
アルゴリズムとプログラミング
コンピュータシステムコンピュータ構成要素
システム構成要素
ソフトウェア
ハードウェア
技術要素ヒューマンインターフェース
マルチメディア
データベース
ネットワーク
セキュリティ
開発技術システム開発技術
ソフトウェア開発技術
マネジメント系プロジェクトマネジメントプロジェクトマネジメント
サービスマネジメントサービスマネジメント
システム監査
ストラテジ系システム戦略システム戦略
システム企画
経営戦略経営戦略マネジメント
技術戦略マネジメント
ビジネスインダストリ
企業と法務企業活動
法務

午後 I / 午後 II

午後 I、午後 II の出題範囲は以下の通りです。

午後 I / 午後 II 出題範囲
  • 情報セキュリティシステムの企画・要件定義・開発・運用・保守に関すること
  • 情報セキュリティの運用に関すること
  • 情報セキュリティ技術に関すること
  • 開発の管理に関すること
  • 情報セキュリティ関連の法的要求事項などに関すること

試験免除制度

情報処理安全確保支援士試験の 午前I 試験は、特定の条件をクリアすることにより免除することが可能です。

その条件とは、過去2年以内に以下のいずれか1つをクリアすることです。

免除条件
  • 応用情報技術者試験に合格していること
  • 情報処理技術者試験の高度試験に合格していること
  • 情報処理技術者試験の高度試験 午前I、もしくは情報処理安全確保支援士試験 午前I が合格基準点数(60点)に達していること

出題範囲にも記載したように、午前I試験は非常に範囲が広いため、可能であれば免除にしたうえで試験を実施することをおすすめします。

現時点で免除条件をクリアしておらず、実際に試験勉強を始めてみて午後の問題が難しいとと感じた方は、初回の受験では免除条件をクリアすることを目標にする次回の受験で午前Iを免除にしたうえで試験合格を目指す、という選択肢もありです。

免除条件についての詳細はIPAの以下サイトも確認してください。

午前 / 午後 共通対策(基礎知識の習得)

参考書とUdemyの活用

上述した出題範囲を見てもらえるとわかるように、情報処理安全確保試験は幅広い範囲から問題が出題されます。

そのため、午前 / 午後共通の対策として、まずは情報セキュリティに対する幅広い基礎知識を身につけることが大切です。

私は参考書による学習Udemyを利用した動画学習を行いました。

おすすめの参考書

情報処理安全確保支援士 おすすめ参考書

ITパスポートや基本情報技術者試験の場合、IT関係の仕事をしているかたであれば、独学&参考書なしでも合格できるかもしれませんが、IPAの高度試験レベルになるとさすがに独学&参考書なしで合格は厳しいです。

そのため、自分に合う参考書を最低1冊は用意することをおすすめします。

まず以下にメジャーな参考書をいくつか紹介します。このうち「情報処理安全確保支援士合格教本」や「うかる!情報処理安全確保支援士」はamazon公式サイトより数ページのサンプルが確認できるので、事前にどういった内容かを確認しておくとよいでしょう。

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表紙

タイトル(2022年度版)
情報処理安全確保支援士
「専門知識+午後問題」の
重点対策
(2023年度版)
ALL IN ONE
パーフェクトマスター
情報処理安全確保支援士
(2022年度版)
うかる!
情報処理安全確保支援士
(2022年度版)
情報処理安全確保支援士
合格教本
ページ数695ページ660ページ816ページ800ページ
発売日2021/10/192022/8/212021/11/222021/11/26
出版社アイテックTAC出版翔泳社技術評論社
価格4,070円 (単行本)
3,663円 (Kindle)
3,080円 (単行本)
2,600円 (Kindle)
3,168円 (単行本)
1,584円 (Kindle)
3,168円 (単行本)
3,010円 (Kindle)
詳細詳細を確認詳細を確認詳細を確認詳細を確認
2022/9/19 時点の価格情報

基本的に上記の参考書はどれもおすすめできる内容ですが、私の分かる範囲で概要を記載しておきます。


情報処理安全確保支援士
「専門知識+午後問題」の重点対策

こちらは私が実際に購入して使用した参考書です。

私は2回目の受験で多少の基礎知識があり午後対策に重点を置きたかったため「情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策」を購入しました。同じような考えの方にはこの参考書がぴったり合うはずです。

この参考書については詳細なレビューを後述します。


ALL IN ONE
パーフェクトマスター
情報処理安全確保支援士

午前も含めて全体的にしっかりと学びたい、かつ読みやすい参考書が欲しいという考えの方には「ALL IN ONE パーフェクトマスター 情報処理安全確保支援士」がおすすめです。

この参考書については完全に私の好みの問題ですが、文章がゴシック体メインでなんとなく読みやすい(他の参考書は明朝体メインで難しそうに見える)、ページ数も他の参考書より短めで頑張れば読めそうな気がする、ということが理由です。

こんな理由でおすすめしている人は他にいない気がしますが、途中で挫折しないような参考書選びも大切だと思います。


うかる!
情報処理安全確保支援士

多少参考書が分厚くても(800P超えでも)挫折せずにしっかり最後まで読み切れる、また多くの受験者に購入されている参考書が欲しいという考えの方には「うかる!情報処理安全確保支援士」がよいでしょう。

私はこの参考書の圧倒的な分厚さに心を打ち砕かれて購入できませんでしたが、実際に試験を受けている方の情報を見ているとこの参考書を使用されている方がとても多いようでしたので、内容に間違いはないはずです。

ちなみにこの参考書の分厚さですが、ハサミで半分にぶった切って2冊にして使用している強者もいるほどです。気になる方はこちらの方のQiita記事もご覧になってください。

ばにゃ

ハサミでぶった切り…天才か?


情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策

以下は実際に私が試験勉強の際に使用していたものです。

私が持っているものは2018年版ですが、これから購入する方は 2022年版を購入しましょう。

情報処理安全確保支援士 午後問題 重点対策
情報処理安全確保支援士 午後問題 重点対策 目次

簡単に上記参考書の概要を説明すると、以下のような3部構成で 約600ページ あります。

参考書の概要
  1. 第1部:本書の使い方 (約80ページ)
     1. 試験概要、出題範囲、著者の推奨する勉強方法 等
  2. 第2部:午前問題のテーマ別対策と必要知識 (約50ページ)
     1. 情報セキュリティの概念
     2. 情報セキュリティマネジメント
     3. セキュリティ関連規格
     4. 脅威
     5. 暗号化
     6. ハッシュ関数
     7. ディジタル署名
     8. 無線LAN
     9. 暗記事項
  3. 第3部:午後問題のテーマ別対策と必要知識 (約470ページ)
     1. 認証とアクセスコントロール
     2. PKI
     3. 時刻認証
     4. VPN
     5. ファイアウォール・IDS・IPS・UTM
     6. サーバセキュリティ
     7. 電子メールのセキュリティ
     8. ICカード
     9.セキュアプログラミング
     10. 物理的セキュリティ対策
     11. ログ
     12. インシデント対策
     13. リモートアクセス環境
     ※第3部は各章ごとに演習問題付き

午前対策に約50ページ、午後対策に約470ページ、といった割合となっております。

私の場合、全くの知識ゼロから勉強を始めたわけではない、後述するUdemyの動画で基礎知識の学習を行ったということもあるため、比較的午後問題に重点がおかれているこの参考書がぴったりとはまりました。

また、各テーマごと「過去試験での出題傾向」「各テーマの出題率」「理解しておくべき要点」にしっかりとまとまっているため、非常にわかりやすいです。

情報処理安全確保支援士 午後問題 重点対策 抜粋

もちろんこの1冊だけ読めば絶対合格できるというわけではありませんが、私が合格できたのはこの参考書による部分が非常に大きいです。

Udemyを利用した動画学習

情報処理安全確保支援士 Udemy

動画による学習に苦手意識がないかたであれば、Udemyの以下コースを受講することをおすすめします。

このコースは情報セキュリティマネジメント試験向けのものであるため、その上位資格となる情報処理安全確保支援士の基礎知識を身につけるために非常に役立つものです。

私も実際に受講したうえでのおすすめです。

Udemy これからの時代に必須!基礎から学ぶ「情報セキュリティ入門」

簡単に上記コースの概要を説明すると、以下のような構成となっています。

合計で7時間程度を想定したコースとなっています。

コースの概要
  1. はじめに (17分)
  2. 情報セキュリティの基礎知識 (44分)
  3. 情報セキュリティ管理 (1時間5分)
  4. 情報セキュリティに関する技術 (1時間14分)
  5. サイバー攻撃手法 (49分)
  6. 情報セキュリティ対策 (1時間)
  7. 情報セキュリティに関する法律・標準 (37分)
  8. 組織と経営・マネジメント (28分)
  9. ITの基礎知識 (38分)
  10. おわりに (6分)
    ※各セクションごとに小テストあり

特にサイバー攻撃手法の章で解説されている以下については、情報処理安全確保支援士試験でも頻出される内容のため、非常に参考になりました。

サイバー攻撃手法
  • Webサイトに関する攻撃①
    クロスサイトスクリプティング
    クロスサイトリクエストフォージェリ
    ディレクトリトラバーサル
  • Webサイトに関する攻撃②
    SQLインジェクション
    バッファオーバーフロー攻撃
  • 接続に関する攻撃
    セッションハイジャック
    踏み台
    DNSキャッシュポイズニング
  • その他の攻撃①
    ソーシャルエンジニアリング
    パスワードに関する攻撃
  • その他の攻撃②
    DoS攻撃
  • その他の攻撃③
    標的型攻撃

Udemy には今回紹介したコース以外にも、PythonExcelMicrosoft認定資格AWS認定資格Web開発WordPress英語 等、さまざまなコースを動画で学習可能です。

自身のスキルアップに役立つコースが豊富にあるため、今回使用しなかったとしても今後のためにブックマークしておくとよいかと思います。

  • 動画で学ぶならUdemy
  • Udemyなら 30日間 返金保証あり
  • 情報セキュリティの基礎固めに最適なコースはこちら

公式 基礎から学ぶ
情報セキュリティ入門

リンク先:https://www.udemy.com/

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試験までのすごし方

勉強スケジュール

最低でも1ヶ月半程度の試験勉強期間を想定して、試験本番までのスケジュールを考えておきましょう。

STEP
準備 1
(試験まで残り45日)

IPA公式サイトで午後I 午後II の過去問を確認します。
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構「過去問題」

問題をざっと確認するだけで実際に解く必要はありません。この時点で明らかに自分のレベルでは午後の合格が難しいと感じるのであれば午後試験は捨てて午前のみ通過を目指し、午前試験免除条件を取るという方針に変更しましょう。

STEP
準備 2(試験まで残り44日)

利用する参考書の準備、Udemyの動画学習準備を行います。

必要に応じて参考書の注文、Udemy動画学習の注文を行います。少なくとも参考書は早めに注文して、試験勉強を始める最低限の準備を整えましょう。

STEP
試験勉強 – 前半
(試験まで残り約42日)

午前対策

午前対策として過去問を解いていきます。試験1週間前には過去5年(計10回)分の過去問を解き終えるつもりでスケジュールを立ててとりかかりましょう。

午後対策

参考書やUdemyを読む/見ることをはじまます。すべてを理解できていなくてもよいので試験2週間前には一通り終わるようにスケジュールを立ててとりかかりましょう。

STEP
試験勉強 – 中盤
(試験まで残り約30日)

午前対策

試験勉強(前半)と同様に、スケジュールをたてて過去問にとりかかりましょう。

午後対策

午後 I 試験の過去問や例題をまずは 2 問解きます。実際の試験時間と同様の制限時間で休憩をはさまずに解いて、試験の感覚を掴むようにします。解く対象のテーマはなんでもよいですが、比較的出題率の高いもしくは自分の理解できるテーマから取り組むとよいでしょう。

STEP
試験勉強 – 後半
(試験まで残り約18日)

午前対策

試験勉強(前半)と同様です。

午後対策

午後 II 試験の過去問や例題を 1 問解きます。実際の試験時間と同様の制限時間で解いて、試験の感覚を掴むようにします。解く対象のテーマはなんでもよいですが、比較的出題率の高いもしくは自分の理解できるテーマから取り組むとよいでしょう。

STEP
試験勉強 – ラストスパート
(試験まで残り約1週間)

午前対策

この時点で過去5年(計10回)分程度の過去問がとき終わっていればほぼ問題ありません。午後対策に時間をさくようにしましょう。

午後対策

実際の試験形式にあわせて、午後 I / 午後 II の過去問や例題を解きます。計3問を解くことになりかなりの時間が必要になりますが、予行練習として最低1回はやっておくことをおすすめします。
その後は時間と気力の許す限り午後の過去問や例題をこなせるとよいですが、全範囲の問題を解くのは正直つらいと思うので出題率の高い分野から可能な範囲でこなしていくとよいでしょう。

STEP
試験2日前

事前準備する必要があるものを確認します。

  • 受験票
  • 受験票にはる顔写真
  • 筆記用具
    ※シャープペンシル、鉛筆、消しゴム、鉛筆削り 等
  • 時計

試験会場によっては時計がない場合があるため必ず時計を準備しておきましょう。試験用に100均の時計を使用している場合は電池切れに注意です。

私は春季試験の際に購入した100均腕時計が秋季試験で電池切れになっていることに試験前日の夜に気づいて焦ったことがあります。

午前1試験の対策 / 勉強法

過去問対策

午前II試験の過去問対策と同様の考え方となるため、次に記載する午前II試験の過去問対策を参照してください。

午前2試験の対策 / 勉強法

過去問対策

対策としては「過去問を解く」が正解なのですが、それだけだと何の参考にもならないため、ここでは私が取り組んだ方法を紹介します。

過去問対策
  1. 過去問を解く
  2. 問題文中の不明な用語はそのつど参考書/ネットで調べる
  3. 1.で同じ回の過去問をもう1度解く
  4. 1~4を直近5年分(10回分)の過去問に対して行う
STEP
過去問を解く(1回目)

以下サイトを利用して過去問1回分を解きます。

※午前II試験は直近2回分と同じ問題は出題されにくいといった傾向があります。

STEP
不明な用語の確認

問題文中の不明な用語についてはそのつど参考書で確認します。

ネットで調べるよりもまずは自分の持っている参考書で調べてみてください。参考書に記載されている関連情報も合わせて確認し 不明な用語という点ではなく周辺の情報も含めた線 として覚えるように意識します。

STEP
過去問を解く(2回目)

1回目で解いたものと同じ過去問を時間をあけずにもう1度解きます。

時間をあけずに解くと問題/解答を覚えているため正解してしまうということもありますが、それで問題ありません。午前問題は問題/解答内容が全く同じものが5割程度出題されるため、問題と解答を覚えてしまっているという事は悪いことではありません。

STEP
STEP1~3の繰り返し

STEP1~3の流れを、過去5年分(10回分)の過去問に対して繰り返し、基本的な知識を定着させます。

参考:過去問の出題率

実際にどれくらい過去問が出題されているのか、過去の午前IIの出題状況から確認してみました。

過去12回分のデータを見ると 53.5% が過去問からの出題です。

このデータからもわかるように過去問を覚えているだけで5割程度は取れるということになります。

スクロールできます
実施時期過去問出題数新規出題数過去問出題率
13 回分合計17415153.5%
令和3年 秋季111444 %
令和3年 春季111444 %
令和2年 10月141156 %
令和2年 春季
令和元年 秋季141156 %
平成31年 春季131252 %
平成30年 秋季131252 %
平成30年 春季131252 %
平成29年 秋季16964 %
平成29年 春季151060 %
平成28年 秋季151060 %
平成28年 春季121348 %
平成27年 秋季131252 %
平成27年 春季141156 %

午後1試験 午後2試験の対策 / 勉強法

試験までの勉強スケジュールに記載したように、午前対策を完全に終わらしてから午後試験対策に取り組むのではなく、早い段階から並行して午後試験対策を行うことをおすすめします。

出題形式 / 問題文の確認

はじめに以下サイトにて午後I 午後IIの問題文を確認しましょう。

これを行う目的は以下の通りです。

  • 最終目標がどういったものであるかを自分の中で明確にしておくため
  • 予想以上に問題文が長いということを早めに理解しておくため
  • 午後問題を捨てるかどうかの判断をするため

この時点で過去問を解く必要はない(おそらく解けない)ので、あくまで内容を簡単に確認する程度でよいです。

このまま勉強をはじめたとしても自分のレベルでは絶対に無理だと感じるようであれば、午後試験は捨てて午前試験のみ合格を目指し、午前試験免除条件を取るという方針に変更することも考えましょう。

過去問対策

ある程度午前の過去問や午後対策の参考書に取り組み、試験まで3週間程度となる頃には、午後の過去問もしくは参考書に記載されている例題にとりかかります。

試験までに全分野の問題をこなせればベストですが、それが難しい人が大半だと思いますので、以下の考え方で分野を選別しましょう。

※上から順に優先度:高

  • 出題率の高い分野
  • 自分の興味がある、簡単そうな分野

出題率の高い分野

例えば以下は比較的出題率の高い分野といえます

出題頻度の高い分野
  • 認証関連(SAML認証、Kerberos認証、IDパスワード)
  • ファイアウォール、セキュリティ関連
  • セキュアプログラミング(SQLインジェクション、XSS)

私の場合、使用していた参考書「情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策」では各分野の出題率や出題傾向が詳細に記載されていたため、効率よく取り組むことができました。

興味がある / 簡単そうな分野

人によって得意分野が異なるため、一概にどこが簡単というのは難しいですが、例えば私の場合は以下の分野は比較的わかりやすい分野でした。

  • ログ管理
  • インシデント対応

上記分野は、深い専門知識よりも問題文の意図を読み取る「日本語力」があればある程度解けてしまう問題が多いためです。

まとめ

勉強方法は人それぞれ、何が正しくて何が間違っている、ということもないと思います。

私のような気合を入れすぎない勉強方法だけでなく、色々な方の意見を見ていいとこ取りをし、自分にあう勉強方法を見つけて試験合格を目指してください。

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この記事を書いた人

ばにゃ ばにゃ システムエンジニア

国内大手SIer勤務、SE10年以上やっています。これまでの経験を元にIT技術情報やIT資格試験、たまに投資/資産形成やSE界隈の話について記事にしていきます。

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