こんにちは、ネトゲ廃人 ばにゃです。
普段はまじめな内容のIT技術系記事ばっかり書いてるけど、たまには息抜きの記事でも書こうかな。
何を隠そう根っからのネトゲ廃人のわたくし。古くは UO(ウルティマオンライン)というネトゲの始祖とも言える、いにしえのオンラインゲームもやっていたくらいのインターネット老人会な人だったりします。
時は流れ2022年11月、われらがバンダイナムコより待望の 国産の原神みたいなゲーム なんかすごいオンラインゲーム、BLUE PROTOCOL (ブループロトコル)のサービス開始時期の発表(2023年早春サービス開始)、およびネットワークテスト募集開始というニュースに界隈が騒然となりました。知らんけど。
で、YouTubeに上がっているPVを見てると、なかなか面白そうな感じのゲームなんですね、これ。
なので、さっそくネットワークテストに応募。
応募者多数の場合は抽選らしいけど、まぁそれは通るものとして、さっそく BLUE PROTOCOL をプレイするためのマシーンの準備に取りかかることにしました。
BLUE PROTOCOL 用にパーソナルコンピューターを新調したお話です。
BLUE PROTOCOL 推奨動作環境の確認
というわけで、BLUE PROTOCOL をプレイするために必要な 推奨動作環境 を確認。
公式の説明によると、低画質/高画質/最高画質によって↓これくらいのスペックが必要とのこと。
低画質 | 高画質 | 最高画質 | |
---|---|---|---|
OS | Windows 10(64-bit) | Windows 10(64-bit) | Windows 10 / 11(64-bit) |
CPU | Intel® Core™i3-4340 AMD FX-6300 | Intel® Core™i7-7700 AMD Ryzen™ 7 2700 | Intel® Core™i7-11700 AMD Ryzen™ 7 5800X |
メモリ | 8GB RAM | 16GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA® Geforce® GTX660(2GB) AMD Radeon™ R7 370(2GB) | NVIDIA® Geforce® GTX1060(6GB) AMD Radeon™ RX580(8GB) | NVIDIA® Geforce® RTX 2070 Super(8GB) AMD Radeon™ RX5700XT(8GB) |
HDD/SSD空き容量 | HDD 40GB 以上 | SSD 40GB 以上 | SSD 40GB 以上 |
モニタ解像度 | 1280 × 720 | 1920 × 1080 | 1920 × 1080 |
インターネット接続環境 | ブロードバンドインターネット接続 | ブロードバンドインターネット接続 | ブロードバンドインターネット接続 |
DirectX® | DirectX® 11or12 | DirectX® 12 | DirectX® 12 |
※各動作環境は、あくまでも目安となる情報です。環境条件を満たすことで動作を保証するものではありません。
※4K解像度対応モニタ、グラフィックカードをご利用の場合、4K出力でのプレイが可能です。4Kでプレイされる場合、推奨動作環境よりも高いPCスペックが必要となります。
※HDRは非対応となります。HDR対応モニタをご利用の場合、機能をOFFにしてゲームプレイをお願いいたします。
引用元:https://blue-protocol.com/nt/
せっかくなら最高画質でプレイングしたいので、CPU/メモリ/グラフィックカードあたりの要件を確認して、現状のノートパソコンのスペックと比較してみるとこんな感じ。
現状のノートパソコンのスペック | 最高画質の推奨動作環境 | |
---|---|---|
CPU | Intel® Core™i7-6700HQ [ 6,526 ] | Intel® Core™i7-11700 [ 19,969 ] AMD Ryzen™ 7 5800X [ 28,113 ] |
メモリ | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィック カード | NVIDIA® Geforce® 965M [ 1,791 ] | NVIDIA® Geforce® RTX 2070 Super(8GB) [ 10,112 ] AMD Radeon™ RX5700XT(8GB) [ 9,625 ] |
後ろの [ ] 内の数字は、CPUやグラフィックカードのベンチマークスコアで、CPUは PassMark、グラフィックカードは 3DMark の TimeSpy で計測された値から引用。
うん…こりゃまったく動かないね
ここまで圧倒的な差があると、今持ってるノートパソコンだとワンチャンもない感じ。
というわけで、もう少しまともに戦えるパーソナルコンピュータをゲットするために、色々と調べることにしました。
BLUE PROTOCOL 用のゲーミングPC 購入への道
デスクトップかノートパソコンか
PCでがっつりゲームするなら普通はデスクトップなんだろうけど、この令和の時代にもなって今さらデスクトップ?という気もするので、ひとまずノートパソコンで色々探してみることに決定。
とりあえず動けばなんでもええやろ精神。
ゲーミングノートパソコンを販売しているメーカー
この界隈についてはあまり詳しくないんで軽くググってみたところ、けっこう色々あるみたいで、有名そうなところをまとめるとこんな感じかな。
メーカー | シリーズ | 特徴 |
---|---|---|
ASUS | ROG、TUF Gaming | エイスースと読むらしい |
HP | OMEN、Victus | ヒューレットパッカード |
Dell | Dell G | 安いイメージ |
Lenovo | IdeaPad、Legion | 聞いたことある |
ドスパラ | GALLERIA | TVみたいな名前 |
マウスコンピューター | G-Tune | 昔買ったことある |
正直これだけ見ても何が違うのかさっぱりわからんので、BLUE PROTOCOL の推奨スペックを満たすくらいのノートパソコンがあるのかどうか、まずは確認してみることに。
グラフィックカード基準で探してみる
最高画質で求められるグラフィックカード「NVIDIA® Geforce® RTX 2070 Super」、このベンチマークスコアがだいたい 10,000 くらいなので、同レベルのベンチマークスコアをもったグラフィックカードを搭載するノートパソコンで探してみる。
このタイミングで気づいたんだけど、どうやら同じ名前の グラフィックカードだったとしても、デスクトップ用とノートパソコン用ではモノが違う(性能が違う)らしく、ノートパソコン用の方が性能が低いので注意が必要 とのこと。
ということも踏まえて、3DMark の TimeSpy でスコアを確認してみる。
まず NVIDIAの GeForce RTX **** で見てみるとこんな感じ。
グラフィックカード | スコア |
---|---|
NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti (notebook) | 11,624 |
NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER (notebook) | 10,649 |
NVIDIA GeForce RTX 3070 (notebook) | 10,503 |
NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER [推奨動作環境] | 10,112 |
NVIDIA GeForce RTX 2080 (notebook) | 10,007 |
NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER (notebook) | 8,384 |
NVIDIA GeForce RTX 3060 (notebook) | 8,344 |
次に AMD のRadeon RX **** で見てみるとこんな感じ。
グラフィックカード | スコア |
---|---|
AMD Radeon RX 6800M | 11,646 |
AMD Radeon RX 5700 XT [推奨動作環境] | 9,625 |
AMD Radeon RX 6700M | 9,303 |
AMD Radeon RX 6800S | 9,013 |
AMD Radeon RX 6600M | 8,104 |
AMDの場合、スコア的には Radeon RX 6800M が欲しいところだけど、これを搭載しているノートパソコンの選択肢が少ないので、今回はパス。
となるとNVIDIAの GeForce RTX **** から選ぶことになるけど、実際に計測するとベンチマークサイトのスコアほど数字がでないってこともありそうなので、できるだけ余裕を持った構成にしたい。
素人には難しすぎるので、これ以上深くは考えないことに。
各社の類似スペックを比較をしてみる
次に GeForce RTX 3070 Ti を積んでいる似たようなスペックのノートパソコンを、各社で比較してみる。
厳密には完全に同じ条件での比較は難しいので、グラフィックカードだけは同じにして見繕ってみた。
ちなみにCPUはとりあえず Intel で統一して比較してみたけど、AMD Ryzen にすると各社もう少し安くなりそうではある。
メーカー | ASUS | HP | Dell | Lenovo | ドスパラ | マウスコンピューター |
---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ | ROG Zephyrus | OMEN 16 | Dell G15 | Legion 7 | GALLERIA Z | G-Tune |
外観 | ||||||
機種名 | ROG Zephyrus M16 | OMEN by HP 16-k0061TX | Dell G15 SE | Legion 770i | GALLERIA ZL7C-R37TH | G-Tune H5 |
CPU | インテル Core i9 12900H | インテル Core i7 12700H | インテル Core i9 12900H | インテル Core i7 12800HX | インテル Core i7 12700H | インテル Core i9 12900H |
メモリ | 32GB | 16GB | 16GB | 16GB | 32GB | 32GB |
グラフィック カード | NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU | NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU Max-Q Design | NVIDIA GeForce RTX 3070Ti Laptop GPU | NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU | NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti + Intel Iris Xe Graphics | NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU |
画面サイズ | 16.0型 | 16.1型 | 15.6型 | 16.0型 | 16.0型 | 15.6型 |
価格 | 【ASUS公式サイトで確認】 | 【HP公式サイトで確認】 | 【Dell公式サイトで確認】 | 【ドスパラ公式サイトで確認】 | 【マウス公式サイトで確認】 |
ということで、一旦このあたりから気になったのを見ていくことにしよう。
やっぱり元々持っていたイメージ通り、Dell の Dell G15 SE
あとは他に何をするのかにもよるけど、メモリが潤沢に欲しい場合は、ASUS の ROG Zephyrus M16
それとこれは完全に個人的な好みになるけど、見た目は HP の OMEN by HP 16-k0061TX
ちなみに、GeForce RTX 3070 Ti のグラフィックカードを持っているものであれば、BLUE PROTOCOL 推奨環境のCPUやメモリを満たしていないということはなさそうなので、そのへんはあまり気にする必要はなさそうな感じ。
さて、あとはもう鉛筆転がして決めるしかないかな。
HP のゲーミングノートPCについて調べてみる
特にどれを選んでも問題なさそうだったけど、会社の後輩が少し前に HP でパソコンを買ったらしく「コスパも見た目もいい感じだしおすすめですよ」と言ってたのと、個人的にも見た目が気に入ったという安直な理由で、ひとまず HPのゲーミングノートパソコン
ひとまず CPUの違い(インテルかAMDか)とグラフィックカードの違いで4機種を候補に上げてみたが、2022年12月時点では残念ながらAMDのアドバンスモデルは売り切れだったため、実質3機種。
ただここで少し気になることが出てきた。
今回選定した HP ノートパソコンの グラフィックカードの中には、よく見ると謎の Max-Q Design という名称がついてるものがある。
Max-Q Designってどういう意味なんだ?
Max-Q Design とは
とういうことで Max-Q Design についてもう少し調べてみる。
ざっと調べてみた限り、Max-Q Design とは、ノートパソコン用に性能、電力、静音性を最適化したグラフィックカードで、通常のものより小型・薄型で軽量となっているものらしい。
参考までに NVIDIA 公式の説明を以下に引用。
NVIDIA Max-Q テクノロジ
NVIDIA GeForce RTX 搭載ノート PC は超高速なだけでなく、薄型、静音、長時間のバッテリー駆動を実現しています。これを可能にしているのが NVIDIA Max-Q で、ノート PC の性能、電力、静音性を最適化し、最高の効率性を引き出す AI を活用した一連のテクノロジです。
引用元:https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/gaming-laptops/max-q-technologies/
まずはメリットとしてこれ。
- Max-Q Design の方が小型かつ薄型で軽量である
- Max-Q Design の方が低温である(故障リスクが小さい)
- Max-Q Design の方が静音である
次にデメリットはこんな感じ。
- Max-Q Design の方が 5~10% 程度性能が低い
処理性能が落ちるってのはちょっと気になるよね。
なので Max-Q Design なしタイプよりも 10% 程度性能が落ちることを見こして、グラフィックカードを選ぶことが大切になるってことかな。
CPUは Intel か Ryzen か
一般的には Intel 製 CPU の方がゲームに向いていると言われているらしい。
その差を自分で感じることができるかは少々疑問だけど、よくわからんくて安全に行きたいなら Intel、コスト重視で安価にすませたいなら Ryzen がよいのかな。
今のところ何十万という差があるわけでもないので、今回は Intel を選択することに。
ということでだいたいの方向性は決まった感じかな。
BLUE PROTOCOL 用にノートパソコンを購入
HP Directplus のセールを活用
HPのノートパソコンを購入することに決めたわけだけど、できればお安く購入したいところ。
これはHPに限らずだけど、「○○セール」みたいなのは各社よくやっているので、ひとまずHPの公式オンラインストア「HP Directplus
HPの場合、週末(金~日)に週末セールをやっているっぽいんで、超急ぎとかでなければ週末のセール内容も確認してみるのがよさそう。
\ お得なキャンぺーンが常時開催中 /
これはエポスカードの優待で「HP Directplus
エポスカードは通常の還元率が 200円で1ポイント(0.5%)みたいなんでその10倍、つまり PC購入代金の 5% はポイントで戻ってくる計算になる。
楽○カードとかでよくある、キャンペーンにエントリーみたいなことをする必要はなく、ただエポスカードで決済するだけでOKなのも楽でよい。
自分の場合は 10,000ポイント近く戻ってきてたんで、お得に済ませたい場合はエポスカード使ったほうがよきかな。
HP OMEN 16 を購入
で、最終的に BLUE PROTOCOL 用に購入したのは、HP OMEN 16 のこんな感じのスペックのやつです。
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | HP |
機種名 | OMEN 16 |
OS | Windows 11 Home |
CPU | インテル Core i7 12700H |
メモリ | 16GB (8GB×2) DDR5-4800MHz (最大32GB) |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU Max-Q Design |
ストレージ | 1TB SSD (PCIe Gen4×4 NVMe M.2) |
画面サイズ | 16.1インチワイド・QHD非光沢・IPSディスプレイ |
念のため、BLUE PROTOCOL の最高画質の推奨動作環境と、CPU/メモリ/グラフィックカードを比較してみるとこんな感じ。
OMEN 16 | 最高画質の推奨動作環境 | |
---|---|---|
CPU | Intel® Core™i7 12700H [ 26,815 ] | Intel® Core™i7-11700 [ 19,969 ] AMD Ryzen™ 7 5800X [ 28,113 ] |
メモリ | 16GB RAM | 16GB RAM |
グラフィック カード | NVIDIA® Geforce® RTX 3070 Ti Laptop GPU Max-Q Design [ 11,624 ] | NVIDIA® Geforce® RTX 2070 Super(8GB) [ 10,112 ] AMD Radeon™ RX5700XT(8GB) [ 9,625 ] |
厳密には RTX 3070 Ti Laptop GPU の Max-Q Design タイプのスコアが分からなかったので、RTX 3070 Ti Laptop GPU のスコア [ 11,624 ] を書いてるけど、細かいことは気にしない。
注文から5日後に到着&開封儀式へ
在庫は潤沢にあったようで、注文から5日後には HP よりノートパソコンが到着しました。
ということで、いざ開封。
\ ドン! /
\ ドドンッ! /
\ OMEN! /
開封の瞬間はやっぱりテンションあがる!
BLUE PROTOCOL ベンチマークの結果
3DMark TimeSpy ベンチマーク
せっかくなので、3DMark のTimeSpy でベンチマークテストをしてみることに。
ついでに古いノートパソコンも比較として計測してみた結果がこんな感じ。
旧ノートパソコン | OMEN 16 | |
---|---|---|
CPU | Intel® Core™i7-6700HQ | Intel® Core™i7 12700H |
メモリ | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィック カード | NVIDIA® Geforce® 965M | NVIDIA® Geforce® RTX 3070 Ti Laptop GPU Max-Q Design |
スコア | 1,559 (実測値) | 10,055 (実測値) |
予想通り、OMEN16 の NVIDIA Geforce RTX 3070 Ti Max-Q Design は、Max-Q Design なしタイプよりも 10% 程度スコアが低くでている。まぁこれくらいなら許容範囲かな?
ちなみにグラフィックカードについてはドライバーを最新化しただけで、その他のカスタマイズとかは何もしていない状態。
詳しい人が色々設定するとこのスコアもあがるかもしれないけど、まぁそこは気が向いたらやろう。
これで BLUE PROTOCOL プレイングの準備は万端やな!
BLUE PROTOCOL 公式ベンチマーク【極めて快適】
ネットワークテストが延期されてなかなか始まらない中、2023年3月1日になんと BLUE PROTOCOL の公式ベンチマークソフトが公開されたらしい。
というわけでさっそくベンチマークソフトで新ノートパソコンのスコアを計測してみることに。
ベンチマーク時は、スクリーン設定が「仮想フルスクリーン:1920×1080」、グラフィック設定が「プリセット:最高画質」で計測。
スコアとしては 15834 となり、まぁそこそこの値だったんじゃなかろうかな。
しかしプレイングの準備は万端やけど、いつまでたっても始まらへん!
BLUE PROTOCOL ネットワークテストに参加
ネットワークテスト抽選結果
まさか落ちるわけないよなぁ、わざわざPCも買ったんだし、そんな理不尽なことがあるわけないよなぁ、うん。
とか余裕ぶっこいてたら、まさかのネットワークテスト落選!…ひどいよバンナムさん。
当選した人は誰か1人を招待できるみたいなんで、招待コードが余っていて招待してもいいよっていう方は招待して頂けると嬉しいです!
これでブループロトコルのネットワークテストに参加可能に。神様ありがとう。
あとは有給休暇を申請してネットワークテストに備えるだけやね。
ネットワークテスト開始
ついにブループロトコルのネットワークテスト開始の日…と思ったら延期になっとるやんけ!
色々不具合があったらしくて結局ネットワークテストは3月まで延期ということに…
これはもうサービス開始前にサービス終了しそうな勢いやね。
はたして新しく購入したノートパソコンでBLUE PROTOCOLの最高画質がサクサクプレイできたのか。
次の記事にプレイ動画付きで答え合わせをしたので、ぜひ読んでくれ!
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